チェルシーホテル

公開: 2001年/製作:2001年    old
アメリカ
 

解説

ニューヨークのチェルシー・ホテルに集う都市生活者の心模様を詩的に描いた作品。監督はこれがデビューとなる、「トレーニング・デイ」などの俳優として知られるイーサン・ホーク。脚本は劇作家・女優のニコール・バーデッツで、原作は戯曲。音楽はオルタナ・カントリー・バンド、ウィルコのジェフ・トゥイーディー。出演は「金色の嘘」のユマ・サーマン、「ドリヴン」のロバート・ショーン・レナード、「サンキュー・ボーイズ」のスティーヴ・ザーン、「ブレイド2」のクリス・クリストファーソン、「ザ・セル」のヴィンセント・ドノフリオ、「シャンプー台の向こうに」のナターシャ・リチャードソン、「フィーリング・ミネソタ」のチューズデイ・ウェルド、「メン・イン・ブラック2」のロザリオ・ドーソン、伝説のジャズ・シンガーであるジミー・スコットほか。

あらすじ

グレース(ユマ・サーマン)は、チェルシー・ホテルのナイト・クラブでウエイトレスとして働きながら、詩人になることを夢見ている女性。画家のフランク(ヴィンセント・ドノフリオ)は彼女に密かな思いを寄せていたが、愛に踏み出すことができない。グレースには映画の仕事をしている身勝手な恋人がいたが、彼女は彼に苛立ちつつも未練を断ち切ることができない。陽気なロス(スティーヴ・ザーン)と内省的なテリー(ロバート・ショーン・レナード)は、ミネソタからミュージシャンとしての成功を夢見てニューヨークにやってきた二人組。夜は作曲、昼は眠るという昼夜逆転の生活に、彼らは次第に疲れ始める。酒びたりのバド(クリス・クリストファーソン)は、熟年の作家。彼には離れて暮らす妻グレタ(チューズデイ・ウェルド)と愛人マリー(ナターシャ・リチャードソン)がいたが、辛い目に遭わせていた。グレース同様、詩人を目指す黒人の若い女性オードリー(ロザリオ・ドーソン)は、恋人ヴァル(マーク・ウェバー)との関係に心を痛める日々。やがて、悪い仲間クラッチズ(ケヴィン・コリガン)のうまい儲け話に乗ってしまったヴァルに、オードリーは別れを告げる。チェルシー・ホテルのクラブでは、ベテラン歌手スキニー・ボーンズ(ジミー・スコット)が歌っている。ホテルの廊下やエレベーターには、いつも謎の男ディーン(ジョン・セイズ)が立っていて、ひとり言を呟いていた。

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