片腕ドラゴン
公開: 1972年/製作:1972年
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あらすじ
『片腕必殺剣』(1967)シリーズを成功させたジミー・ウォングが、自身の人気作をクンフー映画にアレンジして監督、主演した1972年の世界的ヒット作。日本では『燃えよドラゴン』(1973)公開直後、いわゆる“ドラゴン・ブーム”の最初の作品として1974年2月8日に日本公開され、2億5千万円の配給収入をあげて、同ブームに公開された40数本のクンフー映画の中でブルース・リー作品以外では最大の興収をあげると同時に、荒唐無稽な内容がカルト的な人気を得た。\n清朝末期の中国。人格者の武道家ハンが経営する正徳道場は、麻薬や売春など、悪の限りを尽くす鉄鉤門道場とは敵対関係にあった。正徳道場で中国拳法を学び、道場一の腕前を持つティエンロンは、料理店で鉄鉤門道場の門下生とトラブルとなり、決闘の末、全員を倒してしまう。激怒した鉄鉤門の師匠チャオは正徳道場に殴り込みをかけるが、ハンはそれを鮮やかに返り討ちにする。チャオはアジア各国から様々な格闘技の凄腕の使い手たちを助っ人として呼び寄せ、正徳道場に再びやって来る。この戦いでハンは命を落とし、ティエンロンは右腕を失ってしまう。ティエンロンは復讐を誓い、残された左腕を鋼のように鍛え上げ、最後の決戦に挑む。