王様のためのホログラム 2017-02-10 A Hologram for the King
監督:
トム・ティクヴァ
脚本:トム・ティクヴァ
公開:2017-02-10/製作:2016年
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解説
トム・ハンクスが「クラウド アトラス」のトム・ティクヴァと再び組んだコメディドラマ。業績悪化の責任を負わされ仕事も家族も失ったアランは、IT業界に転職。3Dホログラム装置を売り込むためサウジアラビアに向かうが、異文化に直面し悪戦苦闘する。原作は、Twitter上でトム・ハンクスが絶賛した、「かいじゅうたちのいるところ」の脚本などを手がけたデイヴ・エガーズのベストセラー小説。ほか、「しあわせへのまわり道」のサリタ・チョウドリーらが出演。トム・ティクヴァ監督作の常連であるベン・ウィショーも顔を見せる。
あらすじ
大手自転車メーカーの取締役アラン(トム・ハンクス)は、業績悪化の責任を問われ解任され、家や車はおろか美しい妻さえも一瞬にして失ってしまう。娘の養育費のためにIT業界に転職した彼に課せられた仕事は、サウジアラビアの国王に立体的な映像を投影する3Dホログラムを使ったテレビ会議システムを売ることだった。こうしてサウジアラビアに向かったアランだが、オフィスは傷んだテントが張られているだけ。設備も環境も整っておらず、抗議しようにも担当者はいつも捕まらない。しかもプレゼン相手の国王はいつも飛び回っていていつ現れるのかもわからないのに上司にははっぱをかけられ、ついには身体が悲鳴をあげてしまう。しかし異なる文化や現地の人々と出会ううちに、アランは新たな一歩を踏み出していく。