ヴァンパイア 2012-09-15 VAMPIRE/惹かれあう孤独な魂たち この世の果ての恋物語

公開:2012-09-15/製作:2011年    old
日本,カナダ
 

解説

「リリイ・シュシュのすべて」「スワロウテイル」などで独特の世界観を見せた岩井俊二監督が「花とアリス」以来8年ぶりに手がけた長編劇映画。自殺サイトで知り合った相手の血を抜くヴァンパイアと呼ばれる男が、死を希望する少女とともに過ごすうちに愛に目覚めるラブストーリー。「トランスアメリカ」のケヴィン・ゼガーズ、「Silent Hill: Revelation 3D」(未)のアデレイド・クレメンス、「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル=ヒューズ、「パルプ・フィクション」のアマンダ・プラマー、「花とアリス」でも岩井監督とタッグを組んだ「洋菓子店コアンドル」の蒼井優らが出演。第34回サンダンス映画祭ワールドシネマ部門正式出品作品。

あらすじ

アルツハイマーを患う母親ヘルガ(アマンダ・プラマー)と二人で暮らしているサイモン・ウィリアムズ(ケヴィン・ゼガーズ)。高校で生物学を教えており、生徒の一人・ミナ(蒼井優)が自殺を考えていると知ると、死んではいけないと諭す真面目な教師だ。しかしひとたび職を離れると、自殺サイトで血を抜き取る協力者を探し、自殺志願者の間では“ブラッドスティーラー”や“ヴァンパイア”と呼ばれていた。集めた血を飲もうとするが吐いてしまったり、他の殺人犯が女性を殺すところを見て大慌てしたりと、気の弱い面もある。ある日、血を抜き取ることを目的に“ラピスラズリ”という女性に近づくが、集団自殺に巻き込まれそうになる。“レディバード”(アデレイド・クレメンス)という女性とかろうじて迷いの森を脱出したサイモンは、道すがら、自分がヴァンパイアだと話す。それからしばらく経って後、再度自殺を願うレディバードから血の提供の申し出を受けるサイモン。同じ頃、教え子のミナも自殺を企てていた。それは、サイモンにとって最も長い一日の始まりだった……。

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