ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編

公開: 2008年/製作:2008年    old
フランス
 

解説

1960~70年代、カナダ、フランスでその名を轟かせた犯罪王ジャック・メスリーヌの生涯を2部作として映画化。第一部となる本作では、若き日のメスリーヌがフランスで犯罪に手を染め、カナダに渡って“社会の敵No.1”と呼ばれるようになるまでを描く。主演は「イースタン・プロミス」のヴァンサン・カッセル。

あらすじ

1959年、フランス。ごく普通の家庭に育ったジャック・メスリーヌ(ヴァンサン・カッセル)はアルジェリア戦争に従軍し、初めて人を殺す。パリに戻ったメスリーヌは、幼なじみのポール(ジル・ルルーシュ)からギャングのボス、ギド(ジェラール・ドパルデュー)を紹介され、犯罪に手を染めていく。1960年、スペインの避暑地で出会った美しいソフィア(エレナ・アナヤ)とメスリーヌは結婚。娘も誕生するが、幸せは長く続かなかった。銀行強盗に失敗し、1962年に初めて刑務所送りになってしまう。面会に来た妻と娘の姿に改心し、出所後、堅気の仕事に就くものの、運悪くリストラ。ソフィアの必死の制止も甲斐なく、メスリーヌは再び悪の世界に戻って行く。その姿を見て、ソフィアはスペインへ帰って行った。1966年のある晩、メスリーヌはジャンヌ(セシル・ド・フランス)と知り合う。2人は派手な強盗をやってのける息ぴったりのコンビとして活躍するが、メスリーヌが路上で狙撃されると、国外へ脱出。1968年、モントリオールの建設現場で働くメスリーヌは、ジャン=ポール・メルシエ(ロイ・デュピュイ)と出会う。そして、ジャンヌが億万長者デローリエ家で住み込みの仕事を見つけると、メスリーヌも一緒に働き始める。主人に気に入られた2人だったが、他の使用人とのトラブルからクビになると、デローリエを拉致。だが、身代金の受け取りに失敗、デローリエも逃がしてしまう。一方パリでは、ギドとポールが刑事らしき男に射たれ、命を落としていた。1969年、メスリーヌとジャンヌは、アリゾナの荒野で逮捕される。送還されたカナダの空港にはマスコミが殺到、2人は一躍有名人に。そして、メスリーヌはUSC=特別懲罰刑務所に送られる。そこは、肉体以上に精神を痛めつける地獄だった。メスリーヌは再会したメルシエと共に、仲間の協力を得て見事脱獄に成功するが……。

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