大平洋戦争も終わりに近い昭和二十年五月。第八次特攻隊の川道少尉には結婚したばかりの妻・一枝がいた。翌日、出撃命令がくだり、川道らは出撃するが機の故障で帰って来た...。特攻隊出撃を送る報道部員の眼を通して、若い隊員の愛と死の苦悩とその妻の慟哭を描く。