GOTH 2008-12-20
監督:
GEN TAKAHASHI
公開:2008-12-20/製作:2008年
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解説
多くのファンに支持されながら、実写化不可能とされてきた人気作家・乙一の同名ミステリー小説を映画化。人間の暗黒面に異常な興味を持つ高校生の男女が、猟奇的な殺人事件にのめりこんでいくさまを描く。監督は、『CHARON カロン』の高橋玄。猟奇的な趣味を持つ二人の高校生には、『青い鳥』の本郷奏多と、期待の新人・高梨臨。共演には劇作家としても活躍する長塚圭史、『タナカヒロシのすべて』の鳥肌実など、多彩な顔ぶれが脇を固める。
あらすじ
高校2年生の神山樹(本郷奏多)は、幼い頃から殺人現場や惨殺死体、拷問・処刑器具等に強い興味を示していたが、学校では明るい人気者を演じている。神山のクラスメイト、森野夜(高梨臨)は、闇に溶け込むような黒い制服と黒髪の似合う美少女。学校では無感情・無表情で周囲から孤立していたが、自分と同じく“GOTH”に魅入られている神山にだけは心を許すのだった。他人からは到底理解され難い嗜好を持つ二人は次第に心を通わせ、惹かれあっていく。そんなある日、変わり者だけが集うという喫茶店で、森野は一冊の手帳を拾う。そこには、最近多発している猟奇殺人の一部始終が事細かに記されていた。まだ発見されていない犠牲者に会いにいこうと、森野は神山を誘う。現場を見つけた彼女は、次に犯人に接触すべく、犠牲者とそっくりな格好で手帳を拾った喫茶店に入っていった。喫茶店の店主(長塚圭史)や常連客の間宮(松尾敏伸)、秋元(山中聡)、杉浦(鳥肌実)たちの視線が森野に集まる……。