劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト 2003-08-16
公開:2003-08-16/製作:2003年
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解説
近未来。人間のほとんどはオルフェノクと化し、世界はスマートブレイン社によって支配されていた。生き残った人間の数は、わずか2千人余。最後まで希望を失わず、レジスタンス活動をつづける“人間解放軍”の象徴・園田真理は、乾巧が救世主・ファイズとして帰ってくることを固く信じていた。しかし、スマートブレインの総攻撃の前に消えた巧の消息は未だつかめていなかった。解放軍の水原や草加雅人はもはや真理の言葉に耳を貸さず勝手な行動を繰り返していた。一方、オルフェノクの中にも人間との共生の道を模索して解放軍に接触を試みる者も出てくるが…。
あらすじ
どこかの国の、遠くない未来。人類から進化した“オルフェノク”によって支配された世界。生き残った人間たちは、人里離れた居住区で“人間解放軍”を組織しオルフェノクたちと戦っていた。そして、その一員である真理はライオトルーバー部隊との戦いで行方不明になっている仮面ライダーファイズこと青年・乾巧が救世主となって戻って来ることを信じていた。そんな矢先、真理は巧とそっくりな隆と出会う。実は、それは記憶を失っていた巧だった。やがて、ファイズとしての自分を取り戻した巧は、オルフェノクを裏で操る“スマートブレイン社”に戦いを挑む。そして用意されたコロシアム、ファイズに変身した彼は、壮絶な戦いの末、巨大怪獣と化したエラスモテリウムオルフェノクや、“帝王のベルト”のひとつ“天のベルト”によって起動する仮面ライダーサイガ、そして同じく“地のベルト”によって起動する仮面ライダーオーガ=勇治との宿命の対決に勝利するが、巧もまたオルフェノクだったことが判明してしまう。しかし、人間たちの夢を守る為、彼は真理と共に更なる戦いの道を歩き始めるのだった。