ウォーク・アンド・スウイングスルー
公開: 2012年/製作:2012年
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あらすじ
「東京がまもなく水浸しになる」らしく、僕達は避難をしようとしている。
一説によるとこの情報は間違いであり、今でもテレビでは「これはデマである」「いや真実である」と討論が行われているようであるが、
実際に避難する人もあらわれ、最初でこそその人たちは笑われたものだったが、最近、東京からは一人、また一人と人が少なくなっていった。
計画停電で東京の街の光は、大分暗くなった。テレビは昼と深夜の放送を休止している。アメトークは再放送(再構成放送)を繰り返している。
渋滞は、一時期こそ大変なことになってしまっていたが、今は落ち着きを取り戻したらしい。
リュックサックに必要なものをつめようとおもったが、別に遠出するわけではない。
実家のある埼玉まで歩いて帰るのは初めてだったが、かつてサークルの集まりで八王子のスタジアムから徒歩で帰ってきたことがある。
大学時代はなにかと歩いた。大学を卒業して数年経つが、僕はまだなにかと歩こうとする。
そして、歩き出す。