Kay 2022-04-09

公開:2022-04-09/製作:2020年    old
日本
 

解説

WOWOWドラマ『文豪少年!』の鯨岡弘識が手掛けた短編映画。景気に翻弄され雑草のように生きた父・太一と離別した娘・ケイは彼女なりの父親探しを始める。遺品のエレキ・ギターを背に思い出の居酒屋に立ち寄った彼女は時空を超え、太一の人生に向き合う。ニューヨーク・シネマトグラフィー賞月間最優秀作品賞ほか、国際映画祭で30以上の賞を受賞。出演は、本作が映画初出演となる七瀬可梨、「修羅の世界」の小沢和義。

あらすじ

景気に翻弄され雑草のように生きた父・太一と、離別した娘・ケイとの小さな物語。成人祝いの居酒屋で太一との心の距離感が縮められぬケイがいた。そして太一の突然の死。そこからケイなりの父親探しが始まる。遺品のエレキ・ギターを背に思い出の居酒屋に立ち寄ったケイは時空を超え、太一というひとつの人生に向き合い、やがて太一のある言葉が、親子関係を超え、一人で生きる「種」となり立ちあらわれる。不確かな「理想の家族」のあり方、コロナ渦で見失った生きることの意味を、強靭な魂で問う作品。

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