最後の初恋
公開: 2008年/製作:2008年
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解説
「運命の女」で夫婦を演じたリチャード・ギアとダイアン・レインが立場を変えて再び共演。満たされない日常を見つめなおすために地方の港町を訪れた一人の主婦と医師が出会い、運命的な恋に落ちてゆく姿を綴る。原作は、著書が世界で累計3600万部のセールスを記録し、アメリカを代表するロマンス作家ニコラス・スパークス。
あらすじ
主婦のエイドリアン(ダイアン・レイン)は日々の生活に疲れ果てていた。彼女は家族から離れて一人、一時の休息を求めてノース・カロライナ州のアウター・バンクスにあるローダンテにやってくる。海辺の小さな町にある友人の宿を、週末だけ手伝うためだった。だが、身勝手な夫からはすぐに“戻って来い”と連絡が入る。それに加えて、何をするにしても彼女を怒らせる思春期の娘。自分を取り巻くそんな周囲の状況をゆっくりと考え直したい。そう考えるエイドリアンには静かな環境がどうしても必要だったのだ。ところが、町に着いた彼女を待っていたのは、ひなびた町に大きな嵐がやってくるという予報。期待に反する騒ぎの中、宿には唯一の客として医師のポール・フラナー(リチャード・ギア)が到着する。だが、彼もただのんびりと週末を過ごしに来たわけではなかった。エイドリアンと同じように満たされない結婚生活を送り、良心の呵責をなんとかしたいという問題を抱えていたのだった。次第に嵐が近づいてくる中、初めて出会う二人。接近する嵐と歩調を合わせるように、お互いに安らぎを求めてゆく。やがてそれは、彼らの一生を左右するような運命的なロマンスに発展してゆく……。