同級生 2008-05-10
監督:
深川栄洋
脚本:深川栄洋,鹿目けい子
公開:2008-05-10/製作:1998年
old
解説
ある日突然、自分と同じ名前、同じ誕生日のメル友ができた高校生の思春期特有の心情を映し出した青春映画。人気アイドル誌「JUNON」の新プロジェクト“JUNON恋愛小説大賞”の第1回優秀賞受賞作を、『狼少女』で卓越した演出手腕が高く評価された深川栄洋監督が映像化した。主人公を「仮面ライダー電王」の中村優一がさわやかに好演。同じ原作者による「体育館ベイビー」も同じ主人公で映画化、同日公開される上映スタイルにも注目。
あらすじ
競泳部に所属する高校3年の柴原潤(中村優一)は、エースとして出場した夏のインターハイ予選でライバルの村井直樹(高橋優太)に敗北。競泳部の監督で、実の父親でもある保(渡辺いっけい)からは、水泳より受験勉強に専念するように言われる。落ち込む潤。そんな時、彼の元に見知らぬアドレスからメールが届く。送信者は北海道在住、同じ誕生日で同じ名前のジュンと名乗っていた。これがきっかけで潤とジュンはメル友になる。ある日、病院を訪れた潤は、車椅子に乗った早川希実(桐谷美玲)に声をかけられる。彼女は留年した競泳部の一年先輩、そして自分と同じクラスだった。しかし、潤は彼女のことを思い出せず、傷つけてしまう。入院している希実の連絡係になった潤だが、希実の元を訪れるたびに喧嘩を繰り返してしまう。様々なことを抱え込んだ潤は、希実のこと、水泳のこと、受験のことなど、すべてをさらけ出すようにジュンにメールする。ジュンの言葉に支えられて日々を過ごす潤は、次第に顔も知らない彼女を本気で愛するようになるが……。