アナザー・デイ・イン・パラダイス 1999-07-31

公開:1999-07-31/製作:1998年    old
アメリカ
 

解説

 『KIDS』で旋風を巻き起こした写真家、ラリー・クラークによる監督第2作。セックスとドラッグ、そして犯罪に手を染める若いカップルの旅を通し、悲しみを暴力でしか表現できない孤独なティーンの心情をえぐる。ジェームズ・ウッズ、メラニー・グリフィス出演。ドラッグ中毒で泥棒の16歳の少年ボビー。彼が愛しているのは、恋人のロージーだけ。そんなある日、彼は友人の叔父のメルと出会う。ボビーのタフさを見込んで、儲け話に誘い込むメル。そして彼は、メルと彼の情婦、ロージーの4人で旅に出る。

あらすじ

16歳のボビー(ヴィンセント・カーシーザー)はドラッグ中毒でコソ泥。最低の日々ではあるが、ロージー(ナターシャ・グレッグソン・ワグナー)という恋人がいる。そんなある時、大学の警備員にやられたケガの治療をしてくれた友人の叔父メル(ジェームズ・ウッズ)からもうけ話に誘われ、ボビーはそれにのって、共に旅に出る。同行するのはメルの情婦シド(メラニー・グリフィス)と、ロージーだった。四人は閉まっている病院を襲い、ドラッグと金を手に入れる。そしてガン・ディーラーの牧師(ジェームズ・オティス)から拳銃を買い、ドラッグの売り渡しを始めた。だがやっかいな客との間にトラブルが発生し、銃撃戦に。ボビーはそこで、初めての殺人を経験した。妊娠していたロージーは流産し、頻繁にドラッグに手を出すようになる。やがてロージーはオーバードゥーズで死亡。宝石店を襲う計画もうまく行かず、メルはボビーを殺すと決める。それを知ったシドは、密かにボビーを逃がしてやった。一人になってしまったボビーは、ひたすらどこか違う場所に向かって走っていくのだった。

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