小さな命が呼ぶとき
公開: 2010年/製作:2010年
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解説
難病の子供を救うため、キャリアを捨てて製薬会社を起業したビジネスマンの実話を映画化。監督は、「ベガスの恋に勝つルール」のトム・ヴォーン。出演は、「インディ・ジョーンズ」シリーズのハリソン・フォード、「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザー、「ベッドタイム・ストーリー」のケリー・ラッセル。
あらすじ
オレゴン州ポートランド。エリート・ビジネスマンのジョン・クラウリー(ブレンダン・フレイザー)は、妻アイリーン(ケリー・ラッセル)との間に、8歳の娘メーガンと6歳の息子パトリックをもうけ、幸せに暮らしていた。しかし、ジョンが命に変えても守りたい最愛の子供たち、メーガンとパトリックが、難病“ポンペ病”におかされてしまう。ポンペ病とは、生まれつき体内のグリコーゲンをうまく分解できないために発症する病気である。平均寿命9年と言われ、治療薬はなかった。残された時間は1年しかない。ジョンは苦悩を重ね、精神的に追い詰められていく。しかし、ポンペ病の権威であるロバート・ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)の研究に唯一の希望を見出す。ジョンはビジネス界でのキャリアを捨てることを決意し、ストーンヒル博士といっしょにバイオ・テクノロジーのベンチャー企業を立ち上げる。2人は子供たちを救うために、治療薬の開発を目指す。だが、採算を重視する投資家の思惑や、大手製薬会社の内幕など、2人の前には様々なハードルが立ちふさがる。