コーマン帝国 CORMAN'S WORLD: EXPLOITS OF A HOLLYWOOD REBEL
監督:
アレックス・ステイプルトン
公開: 2011年/製作:2011年
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解説
監督作50本超、プロデュース作にいたっては500本を超える作品を世に送り出してきたロジャー・コーマンの映画人生を描くドキュメンタリー。監督は本作が長編デビューとなるアレックス・ステイプルトン。
あらすじ
ジャック・ニコルソン、フランシス・F・コッポラ、ロバート・デ・ニーロからピーター・フォンダ、マーティン・スコセッシまで現在ハリウッドで確固たる地位を築いている錚々たる面々が“コーマンスクール”とも呼ばれるコーマン企画での超低予算で過酷な映画製作現場で鍛えられた。そんな弟子たちのエピソードや、代表作のフッテージをふんだんに交えながら、彼の輝かしい軌跡をたどる。2日間で撮影を終えた作品が物語る制作の速さや、カルト映画の世界で転げまわる怪獣たち、特撮のひどさ、安っぽい演技、そしてヌード場面の多さで知られている一方で、コーマンは映画界で尊敬される異端児でもある。社会的に関心を集める人種やフェミニズムのようなテーマも扱い、自ら“アメリカ最大の自主制作会社”と呼ぶ制作配給会社も設立した。1955年のコーマン最初の作品から最新の『ディノシャーク』まで、コ-マンと同時代の人々や学生のきわめて重要な見解と共に、彼の恐ろしく魅惑的な作品の暴力場面も紹介される。