あらすじ
すべてを失った青年に残されていたのは“記憶”\n懐かしい匂いに導かれて、自分を取り戻す旅が始まる––\n骨董屋を目指し、四畳半のアパートに住みながら路上で古物を売って暮らす大貫大。ある日、看護師をしながら夜学に通っている佳奈と古書店ですれ違い一目で恋に落ちる。人生に新たな意味を見出したかと思った矢先、先輩商人の国男に誘われ山奥で開催されている骨董の競り市場に参加した帰り道で、いつしかこの世の境目を抜け、黄泉の国に迷い込んでしまうことに。大は、あの世とこの世を行きつ戻りつしながら、自身の人生を生き直し始める。