アレキサンダー 2005-02-05
解説
史上初めて世界を統一したマケドニアの王、アレキサンダーの生涯を描いたスペクタクル歴史劇。監督・脚本は「エニイ・ギブン・サンデー」のオリヴァー・ストーン。撮影は「21グラム」のロドリゴ・プリエト。音楽は「1492コロンブス」のヴァンゲリス。美術は「シモーヌ」のヤン・ロルフス。衣裳は「タイムライン」のジェニー・ビーヴァン。出演は「リクルート」のコリン・ファレル、「スカイ・キャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー」のアンジェリーナ・ジョリー、「白いカラス」のアンソニー・ホプキンス、「ブラインド・ホライズン」のヴァル・キルマー、「ニュースの天才」のロザリオ・ドーソン、「パニック・ルーム」のジャレッド・レト、「テッセラクト」のジョナサン・リース・マイヤーズほか。
あらすじ
地中海を一望できるテラスで、エジプト王プトレマイオス(アンソニー・ホプキンス)が、若き日に仕えたアレキサンダー(コリン・ファレル)の生涯を語り始める。紀元前356年、アレキサンダーは、マケドニア王フィリッポス(ヴァル・キルマー)とその妻オリンピアス(アンジェリーナ・ジョリー)との間に生まれる。息子を王にすることだけに情熱を燃やす母と、権力を奪われることを恐れる父は絶えず争い、両親の愛に飢えたアレキサンダーは、ヘファイスティオン(ジャレッド・レト)ら同年代の友人との友情に心の平穏を見出していた。そんなある日、フィリッポスが暗殺される。突然、王になった20歳のアレキサンダーは、ギリシア、そして西アジア全域に進軍して圧勝し、24歳でエジプトの王となる。紀元前331年には、世界最強と言われたペルシア帝国を壊滅させた。アジア侵攻の途中で、アレキサンダーはバクトリアの王女ロクサネ(ロザリオ・ドーソン)を第一夫人に迎えるが、アジア人との結婚を将軍たちは激しく批判。やがてアレキサンダーは仲間に命を狙われるようになり、疑わしい者を次々と処刑。だんだん孤立していくアレキサンダーは、ついにインドの地を踏むが、バビロンに戻って新たな遠征計画に取り掛かった頃、32歳の若さで謎の突然死を遂げるのだった。