ザ・ブリザード 2016-02-27 The Finest Hours
解説
1952年に海難事故に遭ったSSペンドルトン号救出劇を「ミリオンダラー・アーム」のクレイグ・ギレスピー監督が映画化。猛烈なブリザードの中、沿岸警備隊は命がけで難破した巨大タンカーの生存者救助にあたる。3D/2D同時公開。たった4人で定員12名の木製小型救助艇で32人の生存者救助に向かう沿岸警備隊の若き隊員を「スター・トレック」シリーズのクリス・パインが、ペンドルトン号の一等機関士を「ジェシー・ジェームスの暗殺」のケイシー・アフレックが、司令官を「ミュンヘン」のエリック・バナが演じる。
あらすじ
1952年2月18日未明、超大型ブリザードが大西洋沖を航行中の大型タンカー、ペンドルトン号を襲った。雪が混ざった強風と大きくうねる波にさらされて、前月に船体を補修したばかりの継ぎ目が避け浸水。真っ二つに裂かれてしまう。タンカーの構造に精通する一等機関士レイモンド・シーバート(ケイシー・アフレック)の指揮のもと、船員たちは沈没を食い止めようと懸命の作業にあたる。一方、沿岸警備隊チャタム支局にペンドルトン号遭難の知らせが入り、新任の司令官クラフ(エリック・バナ)は木製の小型救命艇で生存者救出に向かうよう一等水兵のバーニー・ウェバー(クリス・パイン)に命じる。1年前に似たような状況で8人の命を救えなかったバーニーは、今度こそ誰も死なせないと心に決め、仲間のリヴシー(ベン・フォスター)やフィッツ、マスキーとともに救出に向かう。しかしタンカーの生存者は32人であるものの、小型救助艇の定員は12人。また、コンパスが壊れてしまい、視界がないにも拘わらず方角もわからなくなってしまう。雨と雪が混じった風速40mを超える強風と20m超の高波が襲う中、刻一刻とタイムリミットが迫るペンドルトン号のもとへバーニーらは命がけで向かう。