セントアンナの奇跡 MIRACLE AT ST. ANNA

公開: 2008年/製作:2008年    old
アメリカ,イタリア
 

解説

「ドゥ・ザ・ライト・シング」などで、アメリカ黒人社会を描き続けてきたスパイク・リー監督が、第二次世界大戦中、イタリアで戦った黒人部隊の姿を描いた戦争ドラマ。原作は、叔父の体験を元にしたジェームズ・マクブライドの小説。出演は「大いなる陰謀」のデレク・ルーク、「悲しみが乾くまで」のオマー・ベンソン・ミラー。

あらすじ

1983年、ニューヨーク。ある日、郵便局員が窓口に現れた客を射殺する事件が発生。前科も借金もない、定年間近の真面目な男が起こした事件は、世間に衝撃を与える。さらに、男の家から発見されたのは、歴史的に貴重なイタリアの彫像の頭部。それは、1944年のナチス侵攻以来、行方不明になっていたものだった。1944年、イタリア。郵便局員の男は当時、兵士としてトスカーナで戦っていた。彼の所属は、過酷な最前線に送り込まれた黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”。ある日、偵察に出た4人の兵士は、倒れていた少年を救出するが、本隊とはぐれてしまう。その4人とは、フィレンツェで拾った彫像の頭を持ち歩くトレイン(オマー・ベンソン・ミラー)、自分勝手なビショップ(マイケル・イーリー)、イタリア語堪能な無線兵ヘクター(ラズ・アロンソ)、リーダーのスタンプス(デレク・ルーク)。食料と少年の治療のために、ナチスに包囲された村へ辿り着く4人。少年はそこで不思議な力を発揮する。少年が、自分だけに見える“友達”に話しかけると、壊れていた無線機が動き出したのだ。一方、村に足止めされた4人は、次第に村人たちと心を通わせていく。差別を受けてきた祖国とは違い、村には黒人に対する偏見がなかったのだ。初めて人としての自由を感じる4人。だが、そんな平和な日々は、ナチスと戦うパルチザンの来訪で終わりを告げる。パルチザンのドイツ兵捕虜は少年の姿を見ると、涙を流す。それを目撃したヘクターとドレインが尋ねると、少年は壮絶な過去を語り始める。彼の名前はアンジェロで、セントアンナからやってきたという。実はセントアンナでは、ナチスによる民間人の大虐殺があり、アンジェロはそれを目撃していたのだ。やがてナチスの大軍が村に押し寄せる。村人たちに浴びせられる銃弾。負傷したアンジェロを抱えて力尽きるトレイン。その時、ひとつの奇跡が起きようとしていた……。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2008/1/29331

◀︎ Back