断食芸人 2016-02-27

公開:2016-02-27/製作:2015年    old
日本
 

解説

数々のピンク映画を手掛け、パレスチナで戦闘に加わった経歴を持つ足立正生監督が、フランツ・カフカの短編小説「断食芸人」を映画化。さびれた商店街に突然現れ断食芸人として見世物にされる男と、その周囲に群がる人々の過熱していく混乱をシュールに描く。主演は、『リアリズムの宿』など山下敦弘監督作品の常連俳優・山本浩司。足立監督の前作『幽閉者 テロリスト』に出演した田口トモロヲがナレーションを務める。

あらすじ

とある商店街の一角、シャッターが閉まった店の軒先に一人の男が座り込んだ。追い払われても、話しかけられても、何も語らず、ただ座り続けるだけの男―その写真がネットに投稿されると、“断食芸人”だと噂が広がり、見物に訪れる人々も現れ始めた。メディアが報道したことで、ブームは加熱。主張か、抵抗か、単なるパフォーマンスか。周囲の思惑をよそに、男は何一つ口にせず、黙して語らぬまま幾日も座り続け…。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2016/2/2892

◀︎ Back