CUT 2011-12-17

公開:2011-12-17/製作:2011年    old
日本
 

解説

カンヌやヴェネチアなどの映画祭で高い評価を得ているイランを代表するアミール・ナデリ監督が、『蛇のひと』『サヨナライツカ』などの西島秀俊を主演に迎えた異色作。東京フィルメックスでの出会いを機に企画がスタートし、脚本に『EUREKA ユリイカ』の青山真治監督が参加。売れない映画監督の弟を援助するため借金トラブルで死んだ兄への自責の念から、借金返済のため殴られ屋を始める男の姿を描く。共演には常盤貴子、菅田俊、でんでん、笹野高史ら実力派が名を連ねる。

あらすじ

映画監督の秀二(西島秀俊)は、いつも兄から金を借りて映画を撮っていたが、どの作品も商業映画として映画館でかけることさえできずにいた。そんなある日、秀二は兄が借金トラブルで死んだという知らせを受ける。兄はヤクザの世界で働いていて、そこから秀二のために借金をしていたのだった。秀二は何も知らずにいた自分を責め、兄のボスである正木(菅田俊)から、残った借金額を聞かされる。しかし、俊二には金を返す当てもない。彼は、殴られ屋をすることで返済することを決め、ヤクザの事務所内で働く陽子(常盤貴子)と組員のヒロシ(笹野高史)を巻き込みながら、殴られ屋を始める。殴られるたびに自分の愛する映画監督たちが撮った作品を思い浮かべる秀二。だが、借金返済はそれほど簡単なものではなかった……。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2011/2/2836

◀︎ Back