星になった少年 Shining Boy & Little Randy 2005-07-16 Shining Boy & Little Randy

監督: 河毛俊作
脚本:大森寿美男
公開:2005-07-16/製作:2005年    old
日本
 

解説

カンヌ国際映画祭で主演男優賞に輝いた柳楽優弥の最新作。自らの意志でタイに渡り“ゾウ使い”の道を志しながらも20歳にて逝去した少年の半生を描いた実話。監督は「抱きしめたい」「人間の証明」などのTV作品の演出で知られる河毛俊作。音楽は世界的な音楽家、坂本龍一が担当する。ラストは涙なしには見られない。タイの美しい景色と象の利発さに要注目。

あらすじ

1989年、千葉県東金市。家族経営の小さな動物プロダクション“小川動物プロダクション”に、母・佐緒里の長年の夢であった2頭の象、ミッキーと子象のランディがやって来た。象たちと仲良しになった13歳の長男・哲夢は、ある日、立派な象使いになりたいと思い立ち、両親の反対を押し切って、単身チェンマイ北部の象学校に留学する。言葉もわからないまま、子象のファーをあてがわれ、トレーニングを開始した哲夢。やがて、ポーを始めとした他の生徒たちとも打ち解けるようになった彼は、努力の甲斐あって一人前の象使いへと成長。帰国した後、ランディを調教し、町のフェスティヴァルや映画への出演を果たすと、自身の夢であった日本で初めての“ぞうさんショウ”をも成功させる。そんな哲夢の次なる夢は、年老いた象たちがのんびり余生を暮らす為の楽園を作ること。しかし1992年11月10日、彼はバイク事故により帰らぬ人となってしまう。佐緒里が哲夢のガールフレンド・絵美から、何故哲夢があんなにも象に夢中だったのか、その訳を聞かされたのは翌年の春のことだった。彼は、母の夢を追いかけたかったのである。そして2005年、タイの象学校では、ポーがファーの子供の調教を始めていた。その子象の名は――テツ。

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