映画ドラえもん のび太の恐竜2006 2006-03-04
解説
2004年まで25年間続いて来た声優陣を一新し、再スタートを切った映画新シリーズの第1作にして、旧シリーズの第1作をリメイクした長篇ジュブナイル・アニメーション。総監督は「MARCO 母をたずねて三千里」の楠葉宏三。監督は「\Pa-Pa-Pa/ザ★ムービー パーマン タコDEポン! アシHAポン!」の渡辺歩。藤子・F・不二雄による原作を基に、渡辺監督と楠葉総監督が共同で脚色。撮影監督に「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」の熊谷正弘があたっている。ヴォイス・キャスト主演に「トイレの花子さん」(大地丙太郎監督作)の水田わさび、映画初出演の大原めぐみ。ゲスト出演に「妖怪大戦争」(三池崇史監督作)の袖木隆之介、「いかレスラー」の船越英一郎。
あらすじ
スネ夫に対抗して恐竜の化石探しをしていたのび太は、裏山の近くで恐竜のタマゴの化石を発見。孵化させてみると、なんと白亜紀の日本にいた“フタバスズキリュウ”という首長竜が生まれた!その恐竜の赤ちゃんに“ピー助”と名付けたのび太は、スネ夫やジャイアンを驚かせようとピー助を育て始めるも、すぐにピー助は公園の池でも飼えなくなってしまうほど成長し、町中が怪獣の噂で大騒ぎ。仕方なく、ドラえもんと共にピー助を白亜紀の日本に戻すのであったが、途中、ピー助を狙う謎の黒マスクの男に攻撃されたせいでタイムマシンが故障し、ピー助を間違って北アメリカに置いて来たことが判明する。そこで、ピー助を日本に送り直そうと、再び白亜紀の世界へ向ったのび太とドラえもん、そしてしずかちゃんたち。しかし、タイムマシンは故障したまま。ピー助を日本に送り届け、元の時代へ戻るには、のび太の家の机の引き出しと重なる位置まで大陸を渡って行くしかない。タケコプターを使っての長い旅だ。ところが、そんな彼らの前に金持ちに恐竜を売る黒マスクの男“恐竜ハンター”が立ちはだかり、ピー助を渡せとのび太たちに迫って来た。だが、強い友情で結ばれた彼らは力を合わせて恐竜ハンターをやっつけると、遂に自力で日本に到着し、タイムマシンの入り口も発見する。でも、そこはピー助との別れの場所でもあった。悲しく鳴くピー助を振り切って、タイムマシンに乗り込んだのび太たち─彼らは、無事に現代へ戻ってくる。