ザ・レッジ 12時の死刑台
公開: 2011年/製作:2011年
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解説
「隣人」のマシュー・チャップマン脚本・監督によるサスペンススリラー。高層ビルから身を投げ出そうとする男と、救出しようとする刑事、それを見つめる美しい人妻とその夫、それぞれの愛と欲望と狂気を描く。出演は「スーパー!」のリヴ・タイラー、「トゥモロー・ワールド」のチャーリー・ハナム、「アイアンマン」のテレンス・ハワード、「インシディアス」のパトリック・ウィルソン。
あらすじ
高層ビルから身を投げ出そうとしている一人の男がいた。彼の名はギャビン(チャーリー・ハナム)。通報で駆けつけた刑事のホリス(テレンス・ハワード)は、窓から身を乗り出しギャビンの説得にあたる。だがギャビンは「自分の意志ではないが、僕はここから飛び降りなければならない。自分がやらなければ、他の誰かが死んでしまう」と苦しげに告白する。ホリスは、説得をしながらその原因を探ろうとするが、ギャビンの口から語られ始めた真相は、衝撃的なものだった……。ホテルで働くギャビンは、自宅から仕事場に向かうバスの中で同じアパートに住むシェーナ(リヴ・タイラー)を見かける。改めて見る彼女の姿は着飾っていなくとも艶やかな美しさがあり、ギャビンはしばらくの間目を奪われてしまう。だが声は掛けられずそのまま仕事場へと赴くが、そこに新人としてシェーナがやって来る。それがきっかけでギャビンとシェーナは親しくなり、互いを意識するようになる。しかし、シェーナにはジョー(パトリック・ウィルソン)という夫がおり、ジョーは二人の間を疑っていた。そしてついに一線を越え、激しく愛し合うギャビンとシェーナ。その証拠を掴んだジョーは、愛する妻が乱れる姿を目の当たりにして冷静さを失い、驚くべき行動に出るのだった……。