RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 2011-12-03
公開:2011-12-03
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解説
鉄道にまつわる人々に光を当てた「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」に続くシリーズ第2弾。富山県富山地方鉄道の運転士と妻のドラマを描く。監督は、前作でチーフ助監督を務め、本作が監督デビューとなる蔵方政俊。出演は、「死にゆく妻との旅路」の三浦友和、「食堂かたつむり」の余貴美子。2011年11月19日(土)より、富山シアター大都会他にて先行上映。
あらすじ
滝島徹(三浦友和)は鉄道運転士として仕事一筋の日々を過ごし、59歳になった。55歳になった妻・佐和子(余貴美子)は、専業主婦として徹を支えてきた。徹が1か月後に定年退職を控え、夫婦で第2の人生をスタートさせようとしていたある日、佐和子が結婚するときに辞めた看護師の仕事を再開すると宣言する。しかし徹は佐和子の申し出を理解せず、2人は口論となる。思わず家を飛び出した佐和子と徹の溝は深まる一方で、ついに佐和子は離婚届を徹に手渡す。これからの人生は妻のためにと思っていた徹に対し、自分の人生を生きたいと願った佐和子。佐和子には、徹の知らないある理由があった。そばにいるのが当たり前すぎて、本当の気持ちを言葉にできない2人に、ひとり娘とその夫、徹の同僚や部下、佐和子が担当する患者一家の人生が交錯していく。こうして徹と佐和子は、思ってもみなかった第2の人生の出発点にたどりつく。