妻を亡くした信雄(緒形拳)は深い雪道を歩いて、ある女性(石井佐代子)に会いに行くことを日課としている。家業の酒蔵を任された次男の安夫(林泰文)は父の世話に手を焼きながらも毎日を淡々と生きている。一方父親とそりが合わず家を飛び出した長男の良一(香川照之)はミュージシャンとして一向に芽が出ないばかりか、子ができて焦りを感じている。そんな家族が母の三回忌で顔を会わすことになり、それぞれの思いを炸裂させる。