幼な子われらに生まれ 2017-08-26

監督: 三島有紀子
脚本:荒井晴彦
公開:2017-08-26/製作:2017年    old
日本
 

解説

直木賞作家・重松清が1996年に発表した同名小説を、「少女」の三島有紀子監督のもと映画化した人間ドラマ。バツイチ子持ちの信は奈苗と再婚。彼女の連れ子にも誠心誠意尽くそうとするが、奈苗の妊娠をきっかけに長女が本当の父に会いたいと言い出し……。「淵に立つ」の浅野忠信、「葛城事件」の田中麗奈、「シェル・コレクター」の寺島しのぶ、監督・脚本家としても活躍する宮藤官九郎らのアンサンブルで、血のつながりを超え家族になろうとし葛藤する不器用な大人たちを描く。「この国の空」の荒井晴彦が脚本を担当、小説発表時から重松清との間で交わされた映画化の約束を20年強の歳月を経て実現。

あらすじ

バツイチ子持ちの中年サラリーマン・信(浅野忠信)は、奈苗(田中麗奈)と再婚。彼女の二人の連れ子にも父親として誠心誠意を尽くし、ささやかな幸せを感じながら暮らしていた。二度目だからこそ新たな家庭を大事にしてきた信だったが、奈苗が妊娠したことをきっかけに長女が本当の父親に会いたいと言い出す。奈苗は前の夫・沢田(宮藤官九郎)とはDVが原因で離婚しており、信も奈苗も彼との面会に反対だった。しかし長女は嫌がり、父親としての信を否定しようとする。やるせない気持ちを抱えたまま、長女を前の父親に合わせることに。つい前妻(寺島しのぶ)に愚痴をこぼし、これから生まれてくる命を否定したくなるほど今の家庭を維持することに疲れる信だったが……。

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