アキハバラ@DEEP 2006-09-02

監督: 源孝志
脚本:源孝志,成田はじめ
公開:2006-09-02/製作:2006年    old
日本
 

解説


秋葉原に集う若者たちが、理不尽な世の中に立ち向かっていく青春ムービー。それぞれにコンプレックスを抱える悩み多き若者たちにふんするのは、『NANA』の成宮寛貴、『リリイ・シュシュのすべて』の忍成修吾、モデル出身で女優としても活躍する山田優。「池袋ウエストゲートパーク」の原作者である石田衣良の小説が初めて映画化されたことも話題となった。一癖も二癖もある登場人物たちが、絶妙なバランスで混ざり合い、“アキバ”の世界をより深く、イキイキと映し出している。

あらすじ

最新AV機器から胡散臭いジャンク品までが揃う世界最大・最強のエレクトリック・マーケット、秋葉原。そんな秋葉原の片隅でウェブ製作会社『アキハバラ@DEEP』を立ち上げようとしている若者たちがいた。リーダーはハッカーのページ(成宮寛貴)、そしてネットアイドルでファイターでもあるアキラ(山田優)、グラフィックデザイナーのボックス(忍成修吾)、メカニックのタイコ(荒川良々)、プログラマーのイズム(三浦春馬)がそのメンバーだ。彼らはカルト的人気を誇った人生相談サイト『ユイのライフガード』を通じて知り合った仲間たちだった。やがて一同は、それぞれの秀でた技術・知識を結集させ、不眠不休で革命的な検索エンジン“クルーク”を開発した。それに目を付けたのが巨大IT企業デジタル・キャピタル社の社長・中込(佐々木蔵之介)だった。カリスマ的人気を誇る中込だが、一方でその独裁的な経営に不満を持つ分子が社内にいて、デモ活動などを行っていた。中込は、貧乏なページたちには夢のような金額を提示して“クルーク”の権利を買い取ろうとする。しかし、結局金儲けのことしか考えていない中込の申し出を、インターネットの自由を守ろうとするページたちは拒んだ。すると中込は、部下を使って“クルーク”のデータが入ったコンピュータやサーバーを盗み出すという暴挙に出た。盗難の証拠を掴むことが出来ず泣き寝入りするしかないページたち。そこにデジタル・キャピタル社内の不満分子である遠阪(萩原聖人)が現れ、盗まれたクルークの在り処を教えた。奪回作戦を練り始める一同。中込側はいち早くそれを嗅ぎつけ、遠阪と5人を暴力で痛めつけた。しかし彼らは諦めなかった。“クルーク”を取り戻す為、完全武装してデジタル・キャピタル社のビルに潜り込む一同。手強い敵を倒しながら、傷だらけになって戦った彼らはついに中込の手から“クルーク”を奪い返すことに成功するのだった。

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