忍道 〜SHINOBIDO〜 2012-02-04

監督: 森岡利行
脚本:宮本武史
公開:2012-02-04/製作:2011年    old
日本
 

解説

平和な時代が来たために排除されることになった忍の一族が、家族や友人、自分たちの里を守るために戦う時代劇アクション。テーマパーク「EDO WONDERLAND 日光江戸村」開園25周年記念として製作され、『子猫の涙』『女の子ものがたり』の森岡利行がメガホンを取る。冷徹な女忍であるが敵にほのかな恋心を抱くヒロイン役で、『蝉しぐれ』『電人ザボーガー』などの佐津川愛美が見事な殺陣と繊細な表現力を披露。ほかに、『ラスト サムライ』のユキリョウイチやAKB48の菊地あやか、黒沢年雄、長谷川初範などが共演。火花散るし烈なアクションに息をのむ。

あらすじ

道なき山の中に、密かに存在する忍の里。そこで女忍として育てられたお甲(佐津川愛美)は、里の族長・鳥八(長谷川初範)から、町での偵察任務を言い渡される。それは、忍の壊滅を使命とする隠密組織・黒羽衆の情報を得るためだった。居酒屋の女中として、町に忍び込んだお甲は、標的である侍の東五郎(ユキリョウイチ)の偵察を開始。普段は見廻りとして働く東五郎だが、裏では黒羽衆の侍として暗躍しているという情報を、お甲は忍の里で聞かされていた。しかし、東五郎の事を調査すればするほど、お甲は困惑していく。東五郎は一人娘を愛し、町の民のため骨身を惜しまず働く心優しい侍だった。やがて、互いに惹かれ合うようになるお甲と東五郎。数日後、お甲は霧助(三浦孝太)に“東五郎は黒羽衆ではない”と報告する。しかし、東五郎に対する恋慕の情を気付かれ、東五郎の偵察任務から外されてしまう。忍の里に戻り、もし東五郎が黒羽衆の人間であれば、自らの手で殺すと鳥八に誓うお甲。里の老巫女(研ナオコ)はこの時、お甲と東五郎のただならぬ因縁を予感していた……。これによって町に戻る事を許されたお甲は東五郎と再会する。しかし、全てを知って欲しいという東五郎が語ったのは、自分が黒羽衆の人間であるという衝撃の事実だった。その頃、忍の里からお甲の妹分である暮松(菊地あやか)が町へ送られてくる。黒羽衆と思われる侍たちを大胆に暗殺してゆく暮松だったが、やがて捕えられてしまう。これによって、東五郎もお甲が忍である事実を知る事になる。そして、暮松から忍の里の場所を聞き出した黒羽衆たちが動き出す……。

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