ヴィゴ

公開: 1998年    old
 

解説

伝説的な映画監督ジャン・ヴィゴ(1905~34)と彼を支えた女性の秘められた愛を描いたラヴ・ストーリー。監督はMTVの演出家として鳴らす「ビギナーズ」「ハード・ブレット 復讐の銃弾」のジュリアン・テンプル。製作はテンプルとは「アリア」で組んだアマンダ・テンプルと「イベント・ホライズン」のジェレミー・ボルト。製作総指揮は総合プロデューサーとして活躍するキキ三宅。原作はクリス・ウォードの戯曲。脚本はテンプル、ピーター・エッテッドグイ、アン・デヴリンの共同。撮影は「ツイン・タウン」のジョン・マシソン。音楽は『心の秘密』(映画祭上映のみ)のビンヘン・メンディサバルで、主題歌はアルチュール・H(アッシュ)&アレクサンドラ・ミハルコヴァ。美術はスパイス・ガールスなどのミュージック・ビデオを手掛けるカロリーン・グレヴィル=モリス。編集は「愛を弾く女」のマリー=テレーズ・ボワシェ。衣裳はロジャー・バートン。出演は「永遠の夢 ネス湖伝説」のジェームズ・フレイン、「恋人たちのポートレート」のロマーヌ・ボーランジェほか。

あらすじ

映画製作を夢見る青年ジャン・ヴィゴ(ジェームズ・フレイン)は、結核を患って療養中、サナトリウムで同じ病を持つ女性リデュ(ロマーヌ・ボーランジェ)と出会い、恋に落ちる。彼女の愛に支えられ、「ニースについて」「新学期 操行ゼロ」と念願の映画製作に取り組むヴィゴだが、アナーキストの父を持つゆえに、作品はすべて酷評され、貧困な生活が続く。心身共に病むヴィゴだが、そんな彼に恋愛映画「アタラント号」の企画が舞い込む。ヴィゴはリデュの支えで映画を完成させるが、配給者によって直しを余儀なくされた。精魂尽きたヴィゴは、リデュに見守られて息を引き取るのだった。

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