想色 〜オモイ・ノ・イロ〜 2004-10-19
監督:
喜屋武靖
脚本:喜屋武靖
公開:2004-10-19/製作:2004年
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解説
明るい未来を夢見て無邪気に楽しい毎日を過ごしていた杏奈、亜紀、祐香の仲良し3人組。そんな彼女たちも高校を卒業し、それぞれ別々の道を歩み始る。杏奈は有名スタイリストの母親にコンプレックスを抱き、やり場のない苛立ちを抱えていた。憧れだったスタイリストの職に就いた祐香ではあったが、カメラマンとの恋愛や理想と現実のギャップに悩む日々。小さな編集プロダクションでバイトを始めた亜紀もまた、がんばりが報われない日々に歯がゆさが募る。そんなある日、祐香が倒れ病院に運ばれたことで、久々に顔を合わせる3人だったが…。
あらすじ
学生時代の友だち3人組の、杏奈、祐香、亜紀。有名スタイリストの母親に幼い頃からコンプレックスを抱く少女・杏奈(若槻千夏)。ある過去の出来事にやり場のない苛立ちをおぼえながら、杏奈は今日も夜の喧騒で心の隙間を埋めている。憧れのスタイリストの職についた祐香(太田千晶)は、カメラマンとの先の見えない恋愛に苦しみ、自分のやりたいこととはほど遠い雑用ばかりに追われる毎日を送っている。小さな編集プロダクションでアルバイトをする亜紀(岩佐真悠子)は、大事な約束を断ってまで集めた資料も、また企画倒れしてしまう。立てた企画はことごとく通らず、やる気はだんだん消えてゆく…。そんなある日、祐香が倒れて病院に運ばれる。そこで3人は久々に顔を合わせるが、それぞれの表情からあの頃の輝きは消えていた。彼女たちが直面している、学生時代には知らなかった厳しい現実。慣れない新生活のなかで、唯一信じられるはずの友だちとの関係にも微妙な距離が生じてしまったことに気づく。