病で母が亡くなり、娘オルガ(ユスティナ・スワラ)は心身を病み摂食障害に、検察官であるオルガの父(ヤヌシュ・ガヨス)は喪失感を抱えたままで、人の死に何も感じなくなってしまう。そんな父も自分自身の身体も嫌悪し、日に日に痩せさらばえるオルガ。互いの間の溝が深まるばかりだった。オルガの様子を見かねた父が彼女をセラピストのアナ(マヤ・オスタシェフスカ)のもとへ通わせたところ、アナは思いがけない方法でリハビリを行っていく。