あの頃ペニー・レインと 2001-03-17 Almost Famous
解説
ロック・ジャーナリズムに挑む少年ライターの姿を描いた作品。監督・製作・脚本は「ザ・エージェント」のキャメロン・クロウ。撮影は「シン・レッド・ライン」のジョン・トール。音楽はクロウの妻でもあるナンシー・ウィルソン。音楽監修は「プラクティカル・マジック」のダニー・ブラムソン。美術は「スチュワート・リトル」のクレイ・A・グリフィス。出演は「ハイロー・カントリー」のビリー・クラダップ、「ワンダー・ボーイズ」のフランシス・マクドーマンド、「200本のたばこ」のケイト・ハドソン、これがデビューとなるパトリック・フュジット、「ドグマ」のジェイソン・リー、「X-メン」のアンナ・パキン、「アメリカン・ヒストリーX」のファイルザ・バーク、「フローレス」のフィリップ・シーモア・ホフマンほか。
あらすじ
1973年、大学教授の母(フランシス・マクドーマンド)と暮らす知的で陽気な15歳の少年ウィリアム(パトリック・フュジット)は、姉アニタ(ズーイー・デシャネル)が教えたロック音楽の魅力に取り憑かれ、学校新聞などにロック記事を書いていた。やがて、伝説のロック・ライターでクリーム誌の編集長、レスター・バングス(フィリップ・シーモア・ホフマン)に認められ、さらにローリングストーン誌からも声がかかり、ウィリアムが愛する新進バンド、スティルウォーターのツアーに同行取材をすることになる。そして、このバンドを追う少女たちの中にいた、一際美しいペニー・レイン(ケイト・ハドソン)に恋をするのだが、彼女はスティルウォーターのギタリスト、ラッセル(ビリー・クラダップ)と付き合っていた。それでもウィリアムの恋心は変わらず、ツアーの刺激的な毎日を楽しんでいた。しかしやがてペニー・レインは、NYでラッセルの本命の恋人が現われたため、睡眠薬で自殺を図る。ウィリアムの助けで彼女は一命を取り止めるが、それはお祭り騒ぎの終焉を意味していた。そして飛行機事故の危機をなんとか切り抜け、ウィリアムの旅は終わるのだった。