背徳と貴婦人 2019-07-25
公開:2019-07-25/製作:2017年
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解説
18世紀、清の皇后ウラナラは夫の気を引くために、フランス人の画家に自身の肖像画を描かせるのだが……。実在した皇后をファン・ビンビンが演じた幻の代表作。カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019参加作品。
あらすじ
清の皇帝・乾隆帝に嫁ぎ、類まれな美貌をもつ皇后ウラナラ(ファン・ビンビン)。しかし夫からの寵愛を受けられないウラナラは渇いた心と孤独感を募らせていた。そんなとき、彼女の前にフランス人修道士のアティレ(メルヴィル・プポー)が現れる。宮廷画家として名を上げていた彼は、ウラナラの肖像画を描くことになる。夫と見つめあうことも叶わなかったウラナラは、毎日美しく着飾ってアティレの前に立ち、見つめられることで美しさを増していく。やがて二人の間に芽生えてはならない感情が生まれる。筆を走らせるたびアティレの心は乱れ、彼に見られるたびに感情を抑えきれなくなっていくウラナラ。燃えあがる心は甘く激しく二人を接近させる......。