不実な女と官能詩人 2019-11-01 Curiosa

脚本:ラファエル・デプレシャン,ルー・ジュネ
公開:2019-11-01/製作:2019年    old
フランス
 

解説

エロスの祭司と称されたフランス象徴主義の詩人ピエール・ルイスと詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女マリーとの愛と官能を綴るロマンス。マリーはピエールの親友の詩人アンリ・ド・レニエと結婚させられるが、引き裂かれた二人は道ならぬ関係に陥る。女性が意のままに行動できない時代に自由を願ったマリーを「英雄は嘘がお好き」のエミ・メルランが、生涯で2,500人以上の女性と関係を持ったと言われる稀代のプレイボーイ、ピエール・ルイスを「ポリーナ、私を踊る」のニールス・シュネデールが演じる。

あらすじ

19世紀、パリ。著名な詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女マリーは、新進気鋭の詩人ピエール・ルイスと恋に落ちる。しかし、2人の思いを知ってか知らずか、両親は金銭的理由から同じくマリーに思いを寄せていたピエールの親友で貴族出身の詩人アンリ・ド・レニエとの結婚を決めてしまう。打ちひしがれたピエールはアルジェリアに渡り、女性の痴態・官能美を写真に収めることに情熱を傾け退廃的な生活を送る。アンリの一方的な思いだけが結びつけたマリーの結婚生活もまた、味気なく乾ききったままだった。1年後、ピエールが帰国したとの噂を聞きつけ、マリーはたまらず彼のもとに駆けつける。「あなたと結婚したかった」――マリーが発した言葉、それが彼女とピエールの長い長い情交の始まりだった。セックス、文学、そして官能的な写真の数々。2人の奔放な関係は周囲の人々を巻き込み、思いも寄らない方向へ転がり始めてゆく。

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