フォックスキャッチャー 2015-02-14
公開:2015-02-14/製作:2014年
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解説
1996年に実際に起きたデュポン財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を「マネーボール」のベネット・ミラー監督が映画化。心の暗部で繋がれた大富豪と金メダリストの病的ともいえる心理を鮮烈に描き出す。出演は「リトル・ミス・サンシャイン」のスティーヴ・カレル、「マジック・マイク」のチャニング・テイタム、「アベンジャーズ」のマーク・ラファロ、「ファクトリー・ガール」のシエナ・ミラー。
あらすじ
レスリングオリンピック金メダリストでありながら、練習環境にも恵まれず苦しい生活を送っているマーク(チャニング・テイタム)は、ある日デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポン(スティーヴ・カレル)からソウル・オリンピック金メダル獲得を目指したレスリングチーム“フォックスキャッチャー”の結成プロジェクトに誘われる。自身のトレーニングに専念できること、そして彼が崇拝する兄デイヴ(マーク・ラファロ)の影から抜け出すことを願うマークにとってそれは夢のような話であった。名声や孤独、欠乏感を埋め合うよう惹き付け合うマークとデュポンだったが、デュポンの移り気な性格と不健全なライフスタイルが徐々に二人の風向きを変えていく。そんな中、マークと同じ金メダリストであるデイヴがチームに参加。だが、次第にデュポンの秘めた狂気が増幅され、誰もが予測できなかった事態へと発展していくのだった……。