アンティークの祝祭 2020-06-05 La dernière folie de Claire Darling/Claire Darling

脚本:ジュリー・ベルトゥチェリ
公開:2020-06-05/製作:2019年    old
フランス
 

解説

カトリーヌ・ドヌーヴと実の娘キアラ・マストロヤンニが母娘役で共演した人間ドラマ。今日が自分の最期の日だと直感したクレールは、肖像画など長年かけ蒐集したアンティークを処分しようとする。この行動を聞きつけた娘マリーが20年ぶりに帰ってくるが……。監督は、「バベルの学校」のジュリー・ベルトゥチェリ。ティファニーやバカラなどの高級アンティークが登場。主人公と半生を共にしてきたコレクションの処分を通し、その波乱万丈な人生と思いを浮かび上がらせる。

あらすじ

夏のある朝、クレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)の決意は突然だった――。 70年以上におよぶ長い人生。ここのところ意識や記憶がおぼろげになることが増えてきた。「今日が私の最期の日」と確信した彼女は、長年かけて 集めてきたからくり人形、仕掛け時計、肖像画など数々のコレクションをヤードセールで処分することにする。見事な品々の大安売りに、庭先はす ぐにお客と見物人で賑わいはじめた。大きな家財から小さな雑貨まで家中を彩り続けたアンティークたちは、いつもクレールの人生と共にあった。 それは、彼女の劇的な生きざまの断片であり、切なく悲劇的な記憶を鮮明に蘇らせるものでもあった。 一方、疎遠になっていた娘マリー(キアラ・マストロヤンニ)は、母のこの奇妙な行動を友人のマルティーヌ(ロル・カラミー)から聞きつけ、20年ぶり に帰ってくるが――。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2020/2/24387

◀︎ Back