世宗大王 星を追う者たち 2020-09-04
解説
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。
あらすじ
朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗(ハン・ソッキュ)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシル(チェ・ミンシク)の優れた才能を認め、武官に任命する。ヨンシルは豊富な科学知識と高い技術によって、“水時計”や“天体観測機器”を発明。やがて、それらは庶民の生活の中にも浸透していくのだった。一方、世宗は「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢を持ち、朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていた。天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく世宗とヨンシル。しかし、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに2人を引き離そうと画策する。そんなある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。その輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが……。