ミスター・ガガ 心と身体を解き放つダンス 2017-10-14 Mr. Gaga
解説
イスラエルのコンテンポラリーダンスカンパニー、バットシェバ舞踊団の芸術監督兼振付家オハッド・ナハリンに8年間密着したドキュメンタリー。貴重な資料映像や代表的な公演の記録映像のほか、独自の身体能力開発メゾット“GAGA(ガガ)”の世界に迫る。
あらすじ
世界中のバレエ団から熱い注目を浴びるイスラエルのバットシェバ舞踊団。その芸術監督・振付家にして、現代ダンス界のカリスマ オハッド・ナハリンを8年間追い続けた、エキサイティングなダンスドキュメンタリー!!独自の身体能力開発メソッド“GAGA(ガガ)”を考案し、ダンサーたちの身体感覚や直感的な感性を目覚めさせてきたイスラエル人の振付家“ミスター・ガガ”オハッド・ナハリン。コンテンポラリーダンス界ではその名を知らぬ者はいない、まさに教祖的な存在だ。本作は、彼が振付と芸術監督を務めるバットシェバ舞踊団の協力のもと、8年間という長期にわたる密着取材を行い、ナハリンの創作の秘密に迫った渾身の一作。身体に関して絶えず考察を重ねてきた彼が世界的ダンスカンパニーを先導していく様は、新たな美が創造される瞬間特有の刺激に満ちている。そのほか、ナハリンが振付家として成長していく過程で撮影された貴重な過去映像の数々に加え、バットシェバ舞踊団の公演模様も数多く盛り込まれており、世界で大反響を呼んだ『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』同様、息をのむダンスシーンが堪能できる。観る者の直感に訴えかけ興奮と歓喜に導く本作は、サウス・バイ・サウスウエスト国際映画祭をはじめとする3つの国際映画祭で観客賞を受賞。さらにソフィア国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞を獲得。宮本亜門、麿赤兒、近藤良平(コンドルズ主宰)といった日本のダンス・エンタメ界の重鎮らも賞賛を惜しまない、ダンス人必見のドキュメンタリー映画だ。