今までマスコミなどで語られたことのない被爆者たちの新たな証言をドキュメンタリー映画化。既に多くのアーカイブが残され、もう語ることができる体験者はいないだろうと言われて久しい中、1年を掛けて取材を続け、その中から得た10名の証言を一本の映画として完成させた。そこから見えてきたものとは……。新型コロナウイルスや米中対立など、上げればきりがない不安定要素が世界の緊迫度を高める現在。その中で迎える原爆投下から75年、終戦から75年をどう見つめるべきなのか。