マイ・ダディ 2021-09-23

監督: 金井純一
脚本:金井純一,及川真実
公開:2021-09-23/製作:2021年    old
日本
 

解説

映像作家の金井純一が2016年の映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」 の準グランプリを受賞した作品を自ら映画化。今年45歳を迎えるムロツヨシが、満を持して映画初主演をつとめ、愛する娘を救おうと奔走するお人好しで誠実な父親を演じる。幼い頃に母を亡くし、父とふたりで仲睦まじく暮らす最中、突然の病気を宣告される中学生の娘役には期待の新星・中田乃愛(なかだのあ)。第8回「東宝シンデレラ」オーディションのファイナリストであり、2019年公開の映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」にて女優デビューした中田は、今作が映画出演2作目となる。多感な思春期ゆえに、父親の小言にうんざりしたり、微妙な距離を感じる一方で、やはり父や母のことをずっと愛している少女を演じている。ムロツヨシの父親は、はにかんだり、微笑んだり、悩んだり、怒りをぶつけたり、殴られたり、涙を流したりと、とにかく多様な表情・表現を見せる。25年間の役者人生で抱えてきた全てを出し切る、俳優ムロツヨシの新たな魅力に注目だ。

あらすじ

御堂一男(ムロツヨシ)は、中学生の娘・ひかり(中田乃愛)と2人暮らし。最愛の妻・江津子(奈緒)は8年前に他界。一男は小さな教会の牧師をしながら、ガソリンスタンドでアルバイトに励みつつ、ひかりを男手ひとつで育てている。思春期に突入したひかりはちょっぴり反抗的な時もあるが、優しくて面白いお父さんのことが大好き。牧師として多くの人に慕われ、たまに娘と些細な喧嘩をしながらも、2人の穏やかで幸せな日々は続いていく……と思っていた、ある日、突然ひかりが倒れてしまう。病院で下された診断は“白血病”。混乱し事実が受け入れられない一男だったが、担当医師からある衝撃的な事実を告げられる。なんと、愛する娘は、自分の実の子ではなかった。ひかりに適合するドナーは「数百万人に一人」という残酷な現実が一男をうちのめすが、「血縁者は適合率が上がる」という事実に気付いた一男は、ある思い切った行動に出る……。

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