「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」前章 -TAKE OFF- 2021-10-08
監督:
安田賢司
脚本:福井晴敏,岡秀樹
公開:2021-10-08/製作:2020年
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解説
1979 年に高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』をモチーフに、全二章、完全新作で描く「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の福井晴敏が再登板。監督・安田賢司らと共にその後の物語をリビルドする。帝星ガトランティスとの果てしなき物量の激戦を経て、大いなる代償と引き換えに困難な高次元領域からの帰還を成し遂げたヤマトと古代進。しかし宇宙には、新たな戦乱が待っていた。「ヤマトの次世代クルー」「銀河レベルでの星間戦争」を核として、徹底的な再構築に挑む本作は、徳川太助や土門竜介ら新クルーの参加、意外な旧クルーの乗船、文字どおり人類の命運を背負って生きのびた古代進の苦悩と、ドラマ面でも深みを増していく。ガミラス、イスカンダルの二連星を見舞う悲劇、ボラー連邦と謎の黒色艦隊とデスラーの軍勢との抗争を皮切りに、一大宇宙叙事詩が展開する。
あらすじ
白色彗星帝国との戦いから三年──。滅びに瀕したガミラス民族を救うべく、新たな母星の探索を続けていたデスラー総統は、天の川銀河の一画に条件に見合う星を見出す。が、そこは、強大な星間国家の領域内であった。銀河で勃発した領土紛争は、ガミラスと安全保障条約を結ぶ地球を否応なく巻き込んでゆく。地球に軍事的・経済的優位性をもたらしてくれた時間断層という魔法は、自分たちの命と引き替えに消滅してしまった──自責の念に駆られながらも、ヤマト新艦長の任についた古代進は、来るべき有事に備えて新クルーらと共に訓練航海に旅立つ。その中に、自分をつけ狙う何者かが紛れ込んでいるとも知らずに。かつてない不安の時代に、新たなる旅立ちの時を迎えるヤマト。その行く手では、想像を絶する新たな敵が待ち構えていた……。