「ひかりの歌」の杉田協士監督が、東直子による歌集『春原さんのリコーダー』の表題歌を映画化。パートナーを失ったことをきっかけに、仕事と部屋を変え、新生活を始めた24歳の女性の姿を描く。第32回マルセイユ国際映画祭でグランプリ、俳優賞、観客賞を受賞。出演は、舞台やMVなどで活躍中の荒木知佳、劇団『FUKAIPRODUCE羽衣』の新部聖子。
美術館の仕事を辞め、カフェでアルバイトを始めた24歳の沙知。ある日、沙知は常連客から勧められたアパートに引越し、新生活をスタートさせる。だが、彼女の心にはもう会うことの叶わないパートナーの姿が残っていた……。