三度目の、正直 2022-01-22

公開：2022-01-22／製作：2021年　　 old

日本

2022 邦画ドラマ

解説

黒沢清監督作「スパイの妻」や濱口竜介監督作「ハッピーアワー」の脚本に参加した野原位監督による人間ドラマ。流産を経験した春、記憶を失った青年、音楽活動を続ける春の弟・毅と精神の不安を抱える毅の妻・美香子。それぞれの思いが神戸の街で交錯する。「ハッピーアワー」の川村りらが子供を育てたいと切に願う月島春を演じるほか、野原監督と共に脚本を担当。また、神戸出身のラッパー・小林勝行が俳優に初挑戦している。第34 回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。

あらすじ

過去に流産を経験した月島春は、パートナーの連れ子・蘭がカナダに留学し、言い知れぬ寂しさを抱えた。ある日公園で記憶を失くした青年と出会い、春は青年を神からの贈り物であり、今度こそ彼を自らの傍で育てたいと思う。一方、春の弟・毅は音楽活動を続けており、毅の妻・美香子は精神の不安を抱えながら4歳の子を育て、毅の創作を献身的に支えている。それぞれの胸の内に秘めた思いが、神戸の街で交錯していく。

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