フリージャック 1992-04-11

公開:1992-04-11/製作:1992年    old
アメリカ
 

解説

 F1レース中の事故で2009年の未来に吹っ飛んでしまったアレックス(E・エステヴェス)。そこは、富める者が、若く健康な肉体に自らの魂を移入し生き存えることが可能な世界で、彼は旧世界からそこにさらわれてきた人間だった……。この移入<フリージャック>に必要な機械を扱う巨大な会社のオーナー=マッカンドレスにA・ホプキンス。その秘書を務めるアレックスの元恋人ジュリーにR・ルッソ。マッカンドレスに彼の抹殺を委られた非情なハンターにM・ジャガー。

あらすじ

新進気鋭のF1レーサー、アレックス・ファーロング(エミリオ・エステヴェス)はレース中に前走車と接触事故を起こしてしまう。彼は死んだものと思われたが、実は事故の瞬間、18年後の未来へとタイムスリップさせられていた。環境破壊が進んだ未来では一部の金持ちがスピリチュアル・スイッチボードと呼ばれるコンピュータ装置で別の若く新鮮な体に自分自身を移植して寿命を延ばしており、アレックスもまたその肉体=フリージャックとして、ヴァセンデック(ミック・ジャガー)率いるフリージャック・ハンターの一味、即ちボーンジャッカーたちに捕まってしまったのだった。だがアレックスを乗せた車はレジスタンス組織に狙われ、混乱の隙に逃げ出した彼は、かつて結婚を誓いあった恋人ジュリー(レネ・ルッソ)の許へたどり着く。18年経っても美しさは以前と変わらないジュリーだったが、皮肉なことにフリージャックを扱う大企業マッカンドレス・コーポレーションの最高権力者マッカンドレス(アンソニー・ホプキンス)の片腕となっており、そもそもアレックスが過去から捕えられたのも、マッカンドレスがジュリーの愛を得るため、アレックスの肉体に移ろうとしてのことだった。マッカンドレス・コーポレーション本社に乗り込んだアレックスとジュリーは捕えられ、遂にアレックスはスピリチュアル・スイッチボードにかけられる。だが最後の瞬間、ヴァセンデックの裏切りによって計画は失敗。アレックスとジュリーは救われるのだった。

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