マダム・マロリーと魔法のスパイス 2014-11-01 The Hundred-Foot Journey

脚本:スティーヴン・ナイト
公開:2014-11-01/製作:2014年    old
アメリカ
 

解説

『サイダーハウス・ルール』などの名匠ラッセ・ハルストレムが監督を務め、リチャード・C・モライスの小説を映画化した心温まるヒューマンドラマ。南フランスを舞台に、格式あるフレンチレストランと新勢力のインド料理店のバトルを絶妙なさじ加減で描写する。高慢なフレンチマダムを名女優ヘレン・ミレンが演じ、その宿敵をインドのベテラン俳優オム・プリが好演。食欲をそそる数々の料理はもとより、異文化の共存共栄の物語が共感を呼ぶ。

あらすじ

南フランスの山間の地に建つ、食通たち注目のミシュラン1つ星老舗フレンチ・レストラン「ル・ソール・プリョルール」。夫の死後、このレストランを切り盛りするのは、最高のサービスと味を提供することに人生をかけているマダム・マロリー(ヘレン・ミレン)だった。ある日、故郷を追われ、ヨーロッパの地で再起を果たそうと旅を続けていたインド人のカダム一家が、車の故障のために足止めを食うことになった。親切な女性マルグリットに一夜の宿と食事を提供される一家の人々。そこで、空家となったレストランに興味を持ったパパは、この空家を買い取って、インドレストランを開業しようと決断。一家の次男のハッサンは、料理の名人だった亡き母の血を引き、母からスパイスを受け継いだ料理人であった。ただ、そこは、マダム・マロリーのレストランから100フィート(約30m)の道を隔てた、真向いに位置していた。さらに、親切にしてくれたマルグリットは、このレストランでスーシェフ(副料理長)を務めていた。空家を改築してインドレストラン「メゾン・ムンバイ」開業準備を進める一家を眺めながら、マダム・マロリーは「嫌な予兆」を感じていた。静かな雰囲気のフレンチと対照的に、大音量でインド音楽を流し、強烈な匂いのスパイスを使った料理を供す「ムンバイ」は、迷惑以外の何物でもなかった。また、市場では食材の奪い合いや客の取り合いも巻き起こっていた。一触即発の危機…。そんな状況の中、マダム・マロリーはライバルのシェフ、ハッサンの料理を味見した際に、その「絶対味覚」と「料理のセンス」に天賦の才能を感じてしまうのだが…。

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