フリーダ 2003-08-02
公開:2003-08-02/製作:2002年
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解説
メキシコ人の母とドイツ人の父の間にできた4人姉妹の3女として生まれたフリーダ・カーロは奔放な少女時代を過ごす。だが18歳のとき、高校生の彼女はバスに乗っていて路面電車との衝突事故に巻き込まれ、大怪我を負ってしまう。一命は取り留めたものの、この時の後遺症で子供を産めなくなったうえ、重い障害と強い痛みが彼女を苦しめた。寝たきりの生活となった彼女は父の勧めで絵を描き始める。絵の才能を開花させていった彼女は奇跡的な回復を見せた。やがて彼女は壁画の巨匠ディエゴ・リベラに教えを乞うようになり、いつしか2人は恋に落ちるのだったが…。
あらすじ
1922年、家族に囲まれて幸せに暮らす少女フリーダ・カーロ(サルマ・ハエック)は、天才画家ディエゴ・リヴェラ(アルフレッド・モリーナ)と出会う。しかし3年後、18歳のフリーダは事故で瀕死の重傷に。両親に絵の具とキャンパスをもらった彼女は、初めて描いた絵をディエゴに見せにいく。その才能を確信した彼は、フリーダに魅せられていった。やがて二人は結婚。ディエゴは浮気癖が直らなかったが、フリーダは彼の先妻ルペ(ヴァレリア・ゴリノ)とも良き友となる。まもなくディエゴはアメリカで壁画の仕事を任されるようになるが、雇い主のロックフェラー(エドワード・ノートン)ともめて帰国。そして彼は、フリーダの妹クリスティーナ(ミア・マエストロ)と浮気し、フリーダを苦しませる。37年には、実家に匿った革命家トロツキー(ジェフリー・ラッシュ)とフリーダが浮気。ついに彼女とディエゴは別れる。フリーダは壊疽にかかった足を切断。苦痛と闘いながら生きる彼女に、再びディエゴは結婚を申し込んだ。そして54年、フリーダは永遠の眠りにつくのだった。