大統領暗殺指令 1988-05-07
公開:1988-05-07/製作:1986年
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解説
中南米サン・ペトロ共和国を舞台に巻き起る軍部による大統領暗殺計画。以前、反体制派の父を殺された青年は、仇討ちのため暗殺者となり着々と計画を進める。一方、その後をCIAの諜報員が追い……。ロジャー・コーマン製作の下、ペルー出身のルイス・ロッサが演出を担当したアクション・スリラー。
あらすじ
南米サンペドロで新大統領にヴィラヴェルデ(フランシスコ・ギラルド)が就任することになった。ヴィラヴェルデはかつて軍と手を結んでいたが、選挙で勝って以来軍とは一線を画しようとし、フォルコ将軍(ローランド・サシャ)は秘かに暗殺を計画する。グループによる暗殺が失敗し、フォルコの補佐オーティズ(アルフレッド・カルデロン)はLAに向かい、人民党になりすまし、かつて反体制派の父をヴィラヴェルデに殺されたフィエロ(エリック・エストラーダ)に暗殺を依頼した。その頃、CIAのメリック(ロバート・ヴォーン)はヴィラヴェルデの死が混乱をもたらすだけと、暗殺阻止に動く。オーティズは秘密保持のため、フィエロが接触した人物を容赦なく始末していった。メリックは暗殺計画の黒幕がフォルコ将軍であることを知り、フィエロと会い、真相をつげた。大統領就任の日、フィエロの銃が火を吹いた。混乱の中で、オーティスとフィエロは対決。フィエロ危うしという時、メリックがオーティスを射殺した。暗殺現場にもどったメリックは被害者がヴィラヴェルデではなくフォルコであることを知る。