当初はルチオ・フルチが監督する予定だったが急死したためSFX担当のS・スティバレッティが監督したいわく付きの作品。ソニアは、ボリスの経営する蝋人形館に就職する。ボリスは蝋人形で、異様な殺人事件ばかりを再現して展示していた。やがて、館で怪奇な現象が続発、ソニアは恐怖に怯えながらも真相に迫ってゆく。ラストで溶けた蝋人形から登場する犯人の体が半サイボーグのようで、まるで「ターミネーター」を思わせる。