くるみ割り人形と秘密の王国 2018-11-30 The Nutcracker and the Four Realms
解説
童話『くるみ割り人形』をディズニーが脚色したファンタジー映画。母を亡くして塞ぎ込んでいたクララは、クリスマス・イヴの晩に開かれたパーティーで、プレゼントを糸でたどるゲームに参加するうちに不思議な世界に迷い込む。出演は、「インターステラー」のマッケンジー・フォイ、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のキーラ・ナイトレイ、「クィーン」のヘレン・ミレン、「ジーサンズ はじめての強盗」のモーガン・フリーマン。監督は、「僕のワンダフル・ライフ」のラッセ・ハルストレム。
あらすじ
クララ(マッケンジー・フォイ)は愛する母を亡くして以来、心を閉ざしていた。クリスマス・イヴ、クララは鍵のかかった卵型の入れ物をもらう。母の遺した「あなたに必要なものはすべてこの中にある」という言葉の意味を知るために、クララは鍵を探し始める。その晩、名付け親であるドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)のクリスマス・パーティーに行ったクララは、彼からのプレゼントを受け取る糸をたどるゲームに参加すると、いつの間にか不思議な世界へ足を踏み入れてしまう。鍵を探すクララは、息を呑むほど美しくて幻想的な世界へ迷い込む。それは、色とりどりの花と緑で覆われた“花の国”、キャンディやマシュマロでできた“お菓子の国”、雪と氷がクリスタルのように輝く“雪の国”、そして謎の多い“第4の国”からなる秘密の王国だった。そこでプリンセスと呼ばれて戸惑うクララだったが、この世界を創り上げたのが亡き母であったことを知る。しかし、第4の国を支配するマザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)が反乱を起こし、王国は存亡の危機に瀕していた。母が愛した王国を救うため、クララは心優しいくるみ割り人形のフィリップとともに、第4の国に旅立つ。それは、この美しい世界に隠された真実を探す旅の始まりでもあった……。